日曜日の憂鬱

日曜日の憂鬱。

 

ブラックマンデー、ブルーマンデー、

サザエさん症候群という呼び名もあるそうで。

 

私は小さな頃から日曜日は大嫌いでした。

 

片親育ちの私。

親が在宅している週末の日曜日は特に、

家事をやって家族サービス?したり、

日頃働いてくれている親の心配をしないといけない、のは

私の役割だったから。

そして日曜日になると、

布団に潜り込んで一言も何も喋らない

母親の背中に話しかけることもできずに怖かった記憶が

未だに消せないのです。

 

楽しかった思い出はないけれど。

 

もう何もできなかった子供時代は過去のことなのだから。

 

今の自分はなんだって自由にできる、はずです。

でも思考は結構頑固だし、新しい経験を嫌がります。

 

昨日読み終えた「鏡の法則」の中には

親に感謝していることを内観して書き出すワークがあり、

その場面は感動してしまったので・・・

では私もやってみよう、とノートを広げてみました。

30分以上真っ白のまま気持ちが落ちていって、

何もかけなかった・・・

 

感謝することがないから?

いえ、感謝したいと思っていることは沢山あります。

 

でも、日曜日の憂鬱はずっと消えません。

 

もういいや。

 

憂鬱を消そうって思うから辛いんだわ。

あくる日は日曜日。

 

悪魔の日曜日(笑)

これって世間的にも辛かったりする現象なのだなと思い、

今日自分は何か一つでもしてみようと思います。

 

今日読んだのは、精神科医 水島広子さんの

それでいい。

という本。

今の自分にまさにぴったりでした。

開いて見たらコミック仕立てで

活字を追う気力がなくてもサクサク読めて、

とにかく水島さんのことばが心にじわっと染み込んで来ます。

 

変わらなくていい。

 

そのままでもみんな十分頑張っている。

 

どこかに書いてある、絵空事の幸せや、

隣の芝生を見て比べるのではなくて

等身大の自分を徹底的に受け止めること。

 

やって来たつもりでできていなかった。

 

達成することばかりを追いかけていた私は、

達成しては満足できず壊して、

また新しい何かを追い求めてはまた壊して、

そんなことを無意識に繰り返して来たから、

いつも満足することはなく、幸せを感じることも

達成感も感じられず、

とにかく自分の心の虚構を埋めるように生きていた、

ような気がする。

 

まずは今の自分を受け入れること。

生きてるだけでも儲けもの。

 

今の自分は本を読むことで、その中の人の意識に触れることで

人と繋がり、生きる指針やエネルギーを分けてもらってます。

 

日曜日の憂鬱も、そのうち思い出になっていくと良いな。

ネガティブな日があっていい。

ネガティブな自分でもいい。

まずは自分にかける言葉を変えてみようって

1日過ごしてみる。

 

本当の自分を受け入れて、そこから始まる物語を生きていこう。

 

Take it EASY.